Victor SX-V1-M の出品です。国産スピーカーの超名機として有名で、以前から気になってました。音出し確認のつもりでしたが、3日ぐらいしっかり聴いてしまいました。ただのオーディオ好きの駄耳ですが、私が感じたSX-V1-Mの魅力を紹介します。 以前クリプトンのKX0.5やKX5を持ってましたが、美音系という方向性は同じですが、音の雰囲気が違うと思いました。おそらくですが、「マホガニーの無垢材エンクロージャー」の使用が関係しています。B&Wのような解像度バリバリというタイプではなく、スピーカー自体が楽器のような鳴り方をするので、そこに「響き」があります。暖色系で、各楽器を艶のある美しい音にしてくれます。また、低音を弾むように鳴らしてくれるので、JPOPやバンド物など、ベースに躍動感があり楽しく聴けるところも魅力です。私が今まで聴いた中で一番イメージが近いのはソナス・ファベールのMinimaFM2です（この時代のソナスファーベルはもっと高級機がありますが私は聴いたことがありません）同じく無垢材のエンクロージャーで、同じく楽器のような響きがあります。こちらも一昔前の名機ですが今でも高額で取引されています。また、これは一長一短はありますが、抵抗が４Ωで、とにかく軽快です。駆動力が低いアンプでもよく鳴ってくれると思います 理由は分かりませんが、現在無垢材のエンクロージャーで作られたスピーカーはほぼ見ません。採算が合わないのかもしれません。この音はこの手のスピーカーにしか出せないのだと思います。 今のスピーカーでいうと、クリプトン・ソナスファーベル・DALIあたりが好きな方には刺さる音だと思います。 【状態】 広告より引用「響きが美しいマホガニーを無垢のまま使用しており、いったん組み上げた後に新開発の樹脂含浸を施すことで、無垢材特有の経年変化を解決しています。 表面にやや傷はありますが、上の説明のように経年変化はなく、木の美しさを感じられます。写真で判断お願いします。ウーファー部の劣化は感じられませんが2枚目の写真の通り片方のツィーターにへこみがあります。わたしの駄耳では音出しに影響はかんじられません。 紹介文は、正直に書いていますが、写真や文章で全てを伝えるのは難しいです。気になることがあれば気軽に質問お願いします。